妊娠の仕組み

妊活向け

 

妊娠のしくみ

排卵

月経の時期になると、卵巣内で卵子のもととなる原始卵胞5〜20個程が成長、そのうち一番大きく育った卵胞から1〜2個の卵子が卵巣の外に飛び出す。

2 受精

排卵した卵子は卵管で精子を待ちます。一回の射精で放出される精子は2〜3億個だが、子宮を通って卵管に到達できるのはわずか1000個程度。一つが卵子の中に入り受精となります。

3 着床 妊娠

受精した卵子は細胞分裂を繰り返しながら子宮へ進み、子宮内膜にもぐりこみます。

精子は新しく作られますが、出生後に新しく卵子は作られません。出生時には約200万個の卵子になりますが、成人になる過程でどんどん減り、排卵される卵子はわずか400個ほどになります。

射精後の精子の寿命は2〜5日ほど。

一方で卵子の寿命は約24時間。とても短いです。

タイミングが合わないと妊娠は難しくなり、どこかにトラブルがあれば(卵子の質の低下や精子の運動率が悪いなど)さらに妊娠は難しくなります。

自然妊娠を目指すなら精子の数が必要

女性は、自分の排卵日を正確に知ることも大切。

ですが生理周期が定まらない方は難しい。毎日基礎体温を測ったり排卵検査薬を使ったり。

だから、男性にも協力してもらう。

卵子の膜を破るにはたくさんの精子が必要。受精するのは一匹だけど受精するには精子たちの団結力が必須。

精子の数と最後まで元気な精子が妊娠に近づくカギ。

男性側は努力すれば結果も早く劇的に良くなることが多いです。

男性不妊の方も多く見てきましたが、生活を少し変える、意識するだけでもだいぶ変わります。

できるだけ出す回数を増やし、元気な精子を作り出して下さい。

そのためには女性側の努力ももちろん大事ですね。

二人のペースで、思いやりを忘れずに☺️